「初心者歓迎」「丁寧に指導します」
そう書いてあった案件に応募した。
クラウドワークスもチャットワークも初めて。
不安になりながらも動画を何度も見返しながら、設定を進めた。
でも、最初の段階で弾かれた。
理由の説明はなかった。
グループチャットに表示されたのは、
私の名前を一部含んだアカウント。
「これは誰?」
その一言で終わった。
あの時何がいけなかったのか。
私には最後までわからなかった。
募集内容は魅力的だった
仕事内容はリストにあるワードを検索してブランドの調査。
超簡単・初心者OK・PC作業・女性歓迎という言葉が並び、初めて挑戦するにはハードルが低く、気軽に挑戦してみようかなと思えるものでした。
まずはやり方の動画を見て、やりたいかどうかを決めてくださいとのことでした。
実際に募集者がスプレッドシートで作業をしながら説明していました。
優しい口調での作業説明、動画で見る限りとても簡単な仕事内容。
これならできる。
実際に起きたこと
まずはグーグルスプレッドシートを使う作業なので、グーグルの設定とクライアントとワーカーが一斉にやり取りするチャットワークの設定が必要でした。
設定の動画もメッセージも隅から隅まで確認し、やっとの思いで設定終了し、チャットワークに入室しました。
「これは誰ですか?
山田○郎ABCD@gmail.com」
私の名前とメールアドレスの一部が何十人もいるグループチャットに表示されました。
「え?なんで?」
私だと返信すると「だからダメなんだよ」と強制退室させられました。
その後もう一度設定の仕方を一通り確認したけど、私の設定ミスは無さそう。
じゃあどうして弾かれてしまったのか。
おそらく、チャットワークの表示名がメールアドレスだったために管理者にとって誰かわからなかったのでしょう。
私はチャットワークの利用が初めてだったので表示名のことは知りませんでした。
私が一番傷ついたこと
たくさんの人が参加しているチャットワークの場で、私の名前とメールアドレスの一部が公開されました。
その場で「だからダメなんだよ」と言われ、強制退室。
何がいけなかったのか説明はありませんでした。
強制退室されたあと、私はメッセージで理由を尋ねました。けれど返信はなく、そのまま音信不通。
理由がわからないまま切られたことで何を直せばいいのかもわからない。
残ったのは、ただ「否定された」という感覚だけでした。
私は「自分そのものを否定された」ように感じました。
できないと判断されたことよりも、理由すら伝えられなかったことの方が、ずっと辛かったのです。
あの出来事は私が「安く扱われる側」に自分を置いてしまっていたのだと今ならわかります。
振り返ってわかったこと
当時はかなり落ち込みました。正直、トラウマになったほどです。
けれど時間が経ち、冷静に振り返ると違和感はいくつもありました。
- 動画で説明されていない部分まで察して動ける人を前提
- 質問の仕方まで細かく指定されている
- 契約金額が極端に低い
- 「案件が終了後は必ず高評価をつける」と強調されている
今思えば、この案件は「教育型」ではなく「選別型」だったのだと思います。
最初の設定段階で、説明がなくても察して動ける人だけを残す仕組み。
できない人は切る。
ただ、それは“初心者歓迎”という言葉のイメージとは少し違います。
実績のないワーカーを集め、低単価で作業を回す。評価を与え、また新しい初心者を募集する。
当時は理不尽だと感じました。けれど今は、そういう仕組みだったのだと理解しています。
その仕組み自体が悪いとは思いません。ただ、最初からそう書いてあれば応募しなかったと思います。
初心者が気をつけたい3つのポイント
これからクラウドワークスや他のクラウドソーシングサービスを利用する場合に気をつけたいポイントをお伝えします。
完全未経験でもOKなのか、それとも“ある程度察して動ける人”を指しているのか。
言葉だけで判断せず、内容をよく読むことが大切です。
1案件100円など、明らかに労力に見合わない案件は要注意。
「実績作り」という言葉で正当化されていないか確認しましょう。
本来、クライアントとワーカーは対等です。
一方的なルールや高圧的な説明になっていないか、違和感を見逃さないこと。
頑張りたいワーカーを軽視しているような募集は、結構あります。
応募前に仕事内容や詳細をしっかりと確認し、これは「ブラックな案件ではないか」「安全に仕事をできるか」を見極めましょう。
私の結論
私は初めてのクラウドワークス利用でとても相性の悪い案件に応募してしまいました。たまたまクライアントとの相性が悪かったのだと思っています。
そして自分の能力や性格を客観視できておらず、安売りをしてしまっていました。
自分の性格やタイプをしっかりと分析して、自分がどんな働き方をしたいのか考える必要があります。
プロフィール欄に自分ができる事は詳しく書いておけば、募集者から良い条件でメッセージが届くこともあります。
簡単・初心者OK・初心者歓迎などの言葉に惑わされず、自分に合った案件内容かしっかり確認しましょう。
今回の経験はつらいものでしたが、自分の働き方を見直すきっかけにもなりました。
「初心者歓迎」という言葉は、優しさの保証ではないのだと学びました。
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